結婚をするということは恋愛のゴールでもなく二人だけのことでもありません。それは今までつながってきたいのちを意識すること。私を大切に育ててくれた家族のあたたかさをかみしめること。友だちや先生のありがたさに感謝すること。
一人じゃなく二人で力強く歩いていきますと決意を示すこと。あたたかい家庭を作り、いのちをつなぎますと約束すること。神さまに、どうかどうかこれからも見守ってくださいと祈ること。それが、結婚するということなのだろうと思うのです。
社伝によれば、本宮は神武天皇の孫にあたる健磐龍命(タケイワタツノミコト)(熊本・阿蘇神社ご祭神)が九州の長官に就任した際、祖父のご遺徳たたえるために鎮祭したのが始まりと伝えられています。式を執り行う御殿は、明治40年に建てられたもので、100年以上もの歴史があり、地元の狭野杉、それも樹齢100年以上のもののみを使用しております。日本を代表する神社『平安神宮』や『明治神宮』と同じく国の文化財登録をされている貴重な神社になります。
神様にお供えしたお祝いのお酒(お神酒)を同じ盃で飲み交わすことで、夫婦の契りを結び、一生を共にするという誓いを行います。
夫婦のあるべき道が書かれた誓いの言葉で、これを読み上げることにより神様に結婚を誓います。
榊の枝を神様にお供えしお参りします。神様のご加護をいただき幸せになれるよう、神と人とをつなぐ役割を果たします。
左手の薬指に「永遠」や「円(まどか)」を意味するリングをすることで二人の愛の形を表現します。